kato-kichi sketch 

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Everything We Do Is Music

8月から続いた長い〃出荷作業を終え
3年間の部活動を終了したような気分になっている。


開放的な気分なので今回は
何処にも売っていないCDの紹介を。


Goro Watanabe 「Akaihana」
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我がバンド「庭園女子」の片腕、Goroの作品。

もちろん彼も花農家。


このCDに収められている曲は全て
農業機械、小型MTR、ipone、ギターだけで作られている。

曲には消毒機のエンジン音、水のはねる音、木々の擦れる音など
花の栽培時に聞こえる音ばかりが使われている。

Goroは消毒や灌水、施肥などの自分のプレイをマイクでMTRに録音し
その上にギターや電子音を重ね曲を作っていくのだ。

何故かは知らないが。


個人的には、やはり液肥混入機(ドサトロン)のサウンドにやられた。

それは農家にとってドサトロンの液肥を吸い込む音は
TR-808のハンドクラップと同じような意味を持つからだ。(どんな意味だ)


農家は毎日、水が葉を叩く音、土から水が染み出る音、葉と葉が触れ合う音など
色々な音の中で仕事をしている。

そして遠くで、パートさん達の“ドリフの笑い声のような声”が山に響き
一瞬、ゴスペルのように聞こえたかと思うとその残響音に重なるように
鳥の声、風の音、飛行機。そして水の音。

この感じ。どう伝えられようか。


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私たちの為すことはすべて音楽だ。

私たちがどこにいても、聴くのはたいていノイズだ。
もし、ノイズを無視すればそれは私たちを不快にさせるが
もしノイズに聞き耳を立てればノイズの魅力に気づくだろう。
時速60マイルのトラックの音、駅と駅との間の雑音、雨。

私たちはそれらの音を効果音としてでなく楽器として捉え、あやつりたい。

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ジョン・ケージの言葉。


この言葉と、この何処にも売っていないCDの関係は全くもって分からない。


なんとなくのアレで、難しい事を書いてカッコつけたかったみたい。  俺が。


うろ覚えとかって人間の素敵な機能の一つだと思う。(凄い投げ出し方)




いつか日本中の花生産者のドサトロンをつないで、野外レイブをしたい。
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by kato-kichi5 | 2009-12-27 16:47