kato-kichi sketch 

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カミングアウト

ダイアナ妃が亡くなった日
俺はある男性と1つのベットに寝ていた。


もう10年以上前になるが
俺はイギリスに2年近く語学勉強に行っていた。

ある夜、ホームステイ先の部屋で本を読んでいると
学校で知り合いになった日本人の若い男の子が訪ねてきた。

かなり酔った感じで、でも深刻な顔をしていた。

どうしたのか聞くと
自分の彼女が他の国の男に取られそうだと言う。
と言うか、もう取られたという事だった。

落ち込んだ彼を慰めながら
2人でビールをかなりの量のんだ。

そしてグデグデになった彼は
俺が横になっているベッドに潜り込み

「今日はカトウさんと寝たい。」

と言った。



次の朝、起きると
昨日一緒に寝た彼がTVをバンバン叩いていた。

「カトウさんのTV壊れてますよ」

BBC1からBBC2にチャンネルを変えても
全く同じ画面が映っていた。


そして彼は見たい番組があると言って
ゆうべ何事も無かったように帰って行った。


その後、二日酔いで一人ボーっとしていると

日本にいる母親から電話があった。


「ダイアナはどう? ダイアナ!」


第一声が女性自身の愛読者って感じの質問だし

俺は二日酔いで機嫌が悪かったので

「知らねーよ!そんな事は!!」

と言うと

「お前、イギリスにいるのにホントに知らないの?」




俺はイギリスにいるのに母親から
ダイアナ妃が亡くなった事を教えられることとなった。


(TVが壊れたのではなく全チャンネルでダイアナの報道をしていただけ。
 2人ともTVの英語全然聞き取れて無いし。
 あと、若い彼と自分は変な関係があったわけでは絶対に無い。)


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この日の事は
全てがチグハグでマヌケなので忘れられない。

そして何でこんな事を思い出して
花屋のブログに書いてるかと言うと
イギリス時代の友達から手紙が届いたからである。(ここまで長げーよ)

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ピカデリーサーカスの絵葉書はどうかと思うが
ありがとう!
元気が出たよ。

この写真の左側の道、リージェントストリートのずっと先にある
リージェンツパークで毎日のように色々な事を考えていた。

俺はこれからどーなっちゃうんだろうとか。

そして花屋になると決めたのもそこだったなぁ。(←なんかかっこつけてる)



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by kato-kichi5 | 2009-09-01 01:26