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植物と音楽①

植物音楽という言葉を皆さんはご存知でしょうか?
これは私がさっき考えて提唱した言葉なので知らない方も多いかと思います。

「生きた植物と音楽が何らかの関係性をもつ事で出来上がったもの」

を植物音楽と言います。

言いますし、言われ続けています。
ここではザックリ定義のニュアンスを汲んで下さい。
定義のニュアンスという言葉も何なら提唱します。酷いようなら変えます。

ご存知のように、私たち人間は「植物と音楽を結びつけずにはいられない人」と
「植物と音楽を結びつけない人」の2つに分類されています。

何だか知らないけど、とにかく、どうしても植物と音楽を関連付けたくてしょうがない
やりたくてしょうがない、やりたいやりたい人達を総称して「好き者」と呼びます。

もちろん、私もその「好き者」の中の一人です。
私もあなたの作品の一つです。(植物に対して)


好き者は、4つの派に分ける事ができます。

①植物に音楽を聴かせずにはいられない一派 
②植物で音楽を演奏せずにはいられない一派 
③植物に音楽を演奏させずにはいられない一派
④植物と音楽と何かをせずにはいられない一派


私はどの派閥にも属したい根っからの好き者ですが
あえて言うなら②の植物で音楽を演奏をせずにはいられない一派に入るのでしょうか。
いえ、実際は③の植物に音楽を演奏させずにはいられない一派に入るでしょうか。
ご注文は以上でよろしかったでしょうか?


植物で演奏をしたい一派は、植物で演奏する事から奏植系と呼び
植物に演奏させたい一派はさせたがりなのでサセ子と呼ぶ事にします。

つまり私は好き者の草食系サセ子と言う事になります。


前置きが長くなりましたが、今回から数回に分けて
植物音楽の世界を紹介していこうと思います。





では今回は①植物に音楽を聴かせずにはいられない一派について書きます。

植物に何故か音楽を聴かせる人達です。
この流れは大きく2つに分ける事が出来ます。




◉モーツァルト系 
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植物にクラッシック音楽を聴かせたらよく成長し、ロックを聴かせたら育ちが悪かった
みたいなアレで派生したグループ。多分。

振動がどうのタンパク質がどうのとか、その科学的根拠や植物の変化には
私は殆ど興味が無いのですが、植物に音楽を聴かせるという気持ちが好きです。
付き合って下さい。

花農家で花にクラッシックを聴かせている所はかなり多く
実際、良い花もできるようです。
音楽自体に効果はあまり無くとも
そんなところまで植物に気を使っている人達なのだから
良い花が作れるのは当たり前だろうなとも思います。


☆ロイヤルフィルハーモニーが植物に演奏

『ちなみに、このコンサートの「聴衆」となった植物たちも販売されているという。』
って記事の締めが最高です。オーディエンス売り飛ばすって新しいですね。


☆音楽と植物

☆音楽は植物の成長に影響を与えるか?

植物にB'Z。




◉ミュージック・フォー・プランツ系

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植物に音楽を聴かせます。
これは一見モーツァルト系と同じじゃないかと思われるかもしれませんが
意味合いはかなり異なります。

☆ミュージックフォープランツ

☆ピーター・コフィン インタビュー

「植物が実際に音楽を聴くのかどうか自体について考えてもらうことではなくて
そのことを想像してもらうことを望んでいました」

ピーターコフィンの言葉でもわかるように、実際に植物が音楽を聴くかどうか、
変化があるかどうかが重要では無いのです。


植物と音楽と自分の関係性が変わるところも面白いです。

【音楽→植物】←(植物が聴いているのを見る・聴く)自分

全体的に「何やってんだ、あんた達!」という気持ちになりますが
植物音楽においては、この「何やってんだ感」はかなり重要な要素になります。
メモしといてください。

そのズレというか異常さというか何と言うかで私達は何かを感じ考えるのです。
多分きっとおそらくだいたい。

それにしても去年横浜のミュージック・フォー・プランツでのライブ、EYE、OOIOO
ジム・オルーク、大友良英、テニスコーツって凄いですね。

☆植物と音楽のダイアローグ


最後に私とGoro Japonicaの植物音楽ユニット【庭園女子】が
植物に音楽を聴かせた動画があるので紹介します。

今回はモーツァルトの曲ではなくてジョンケージの曲を植物に聴かせました。
しかし演奏はモーツァルトです。曲は4分33秒。



農家のスマホは汚い。

次回は②植物で演奏せずにいられない一派について紹介します。
読んだ方がいいです。
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by kato-kichi5 | 2012-03-27 16:11

3月

今年も3月になった。
あれからもう1年になる。

まだ、振り返ってどうのって感じではない。
あの地震の日の影響は被災地では今でもずっと続いているから。

でも、区切りとして今回は、「うちの農場に限った」地震の事を少し書く。
今も苦労している人達から比べれば何でも無い話ではあるけれど。


3/11、うちの農場の植物は停電でかなりの植物がダメになった。
気温マイナス13℃。暖房は全て動かない。

一晩中ローソクつけて待っていたけど結局朝まで電気は来なかった。
朝5時くらいの農場の植物を見た時の気持ちは今でも忘れられない。

「全部だめだ。。。」

こんな気持ちは今まで味わった事がなかった。

不幸中の幸いは、
イタリアで播種したシクラメンのプラグはまだ農場に来ていなかった事、
一時は全滅かと思ったカリブラコア、ロベリア、ビオラは何とか耐えてくれた事
(朝見たカリブラは黒く変色し確かにダメだと思ったのだけれど)
へーべ(苗)シュウメイギク、アルストは何度も手を入れて
かろうじて出荷できるまでに育ってくれた事だ。

あの日の朝の光景から考えると嘘のようだけど本当に良かったと思うし
もっと俺自身が何か手を打てたんじゃないかと反省もたくさんした。


これまで何も考えず普通にやれてきた事は
本当は色々な偶然が重なってできた事なんだなと思った。

そして自分が前提としてきた事は、いとも簡単に無くなってしまう事があるんだ
と身に染みて感じた。

それは、植物に関してだけでなく。



地震から2週間程度たった時の写真
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3/11以降、暫く好きな音楽も聞く気になれなかったし
写真のような植物を見てため息ばかりだった。
(それ以前に各地ニュースを見ていれば誰もがそうだった)


地震から10日後くらいに動画を作った。



あの頃まだ不謹慎かとも思ったけど、音の鳴らない花を回した。
何かやってないと落ち着かなくて。下らない事でも何でも。

でも全然楽しい感じに仕上がって無い。
バカバカしい事してるのにトーンが異様に重い。
この後、去年はブログもろくに書く気にならなかった。

これ、その時の気持ちを強烈に思い出すな。
(この動画がきっかけでNatulal High!という音楽イベントで花を回したりもした。)

色々また考えてしまう。
写真とか見るとまだダメだな。落ち込む。

なんか。

もう経験したくない。できることなら。



無理やり前向きな事を書いてもしょうがないから
今日はメモとしてこんな感じで。


ま、実際今まで書ける気分じゃなかったから、こういう事。
出荷がある程度終わるまでは。



くそお。

なんか随分暗いブログになってしまったな。

本当は農場的にはこういう写真とか出さない方がいいんだろうけど。

でも、書いておこうと思った。

今出荷している植物の中にも、あの中から復活した連中がいっぱいいるから。






では、気分転換に作りかけの曲をどうぞ(笑)



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by kato-kichi5 | 2012-03-03 22:09